リアリティ番組『Real Housewives of Beverly Hills』で人気のテディ・メレンキャンプ(38歳)は、昔から体重増減が激しかったそうですが、20代のときにロサンゼルスに住み始めた頃から、どんどん体重が増えていったと話します。
「昔はよく乗馬をしてたんだけど、カリフォルニアに来てからバランスを失ってしまったの」と『Prevention』に明かしてくれました。「最初の半年で20kg以上太ったわ」
産後には、90kg以上に増えていた
これが悪循環の始まりでした。体重が増えたことに気づき、ドクターペッパーとストリングチーズでダイエットしようとしたんです。妊活による感情の起伏も事態を悪化させました。「妊娠に苦労したの。息子を授かる前に数回流産をした」と2児の母でもあるテディは話します。
「IVF(体外受精)を行っていて、ステロイドや抗凝固薬を服用した結果、さらに体重が増えたの」
現在5歳のクルーズくんの出産後まもなく、テディの体重は90kg以上まで増えてしまったんだとか。「その時は、“こんなのすぐに落ちる”と思っていたわ……でも落ちなかった。出産後もたった7kg弱しか減らなかったの」。ある朝目が覚めて、変わらなきゃいけない! と決意を固めたんだそうです。
最初はアクティブに動くところから
テディは自分を奮い立たせるきっかけとして、ソーシャルメディアを使いました。「インスタグラムのアカウントを開設して、健康的なライフスタイルに変えるため自分を追い込んだの」と説明します。「最初の投稿で、“ハーイ、私はテディ・メレンキャンプ。今日から私は人生を変えます”と宣言したわ」
テディは、ウォーキングやヨガ、ストレッチなど強度の低い運動に取り組む自身の姿を写真や動画で撮影し、インスタグラムに投稿しました。
最初の変化に気づいたのは、気持ちの部分だったそう。「1年目は食事の仕方を特に変えなかったから、体の変化はあまり感じなかった。でも、精神的に大きな変化があったわ」とテディ。
「落ち込むこともなくなって、不安な気持ちも軽くなったのよ」
でも、一番の鍵は健康的な食事
テディはフィットネスと栄養を組み合わせたことで、体が一変したと言います。「体が何を求めているか、自分をどうケアするかについて学び始めたの」
定番食材は、卵白、全粒粉のパン、オートミール、たっぷりの野菜。「続けられる方法を選ぶようにしてるわ」と話すテディ。「朝食を抜くという人がたくさんいるけど、私は必ず朝食を食べて、朝のスナック、昼食、夕食も食べるの」
流行りのダイエットに乗るではなく、バランスを考えるようになったというテディ。「以前は楽しく過ごすためには、サボる日が必要と思っていたの。アルコールとかパスタ、デザートを食べてもいい日がなきゃダメだと思い込んでた」と言います。
「今はバランスをとることを覚えたわ。パスタ、ワイン、デザートを全部食べるんじゃなくて、どれか1つにするの。でも、我慢している気分にはならないし、食べ物をご褒美に使うこともなくなったわ」
毎日をアクティブに過ごすようになり、インスタグラムで自分に義務を課すことによって、テディは35kg以上のダイエットに成功しました。「自分で目標を決めて、信念を持ってそこに向かっていけば、必ず変化は訪れます」と語るテディ。
「やる気に満ちた状態になって、モチベーションを毎日持続したいと思えたわ。全力を尽くすことができれば、そこから変化が生まれるの」
また、時間の作り方を工夫して、と忙しいママたちにエールを送ります。「子どもがいてベビーカーがあれば、それを使って運動できるわ」とテディ。また、自宅で運動する方法として、無料のオンライントレーニングを活用するのもおすすめとのこと。
今度は人の力になりたいと活動中
劇的な減量を成功させたテディは、皆のやる気を引き出したいと、ALL INというコーチングプログラムの運営を始めました。「その人の体重が何kgであろうと私は気にしません」と言うテディ。
「その人が朝目覚めたときに気分よく、自分に満足できているなら、自信を持って外に出ることができるでしょう」
テディは自分のメンタルヘルスの維持にもすごく気を遣っています。毎日感謝の気持ちを日記につけているんだそう。また、ときにはルーティンをこなせない日もあると受け入れるようにしています。
「以前は疲れや不安を感じると自分を追い詰めてしまっていたけど、それってまったく普通のこと」と明かします。
「気分によって浮き沈みはあるわ。別に体に何か悪いことが起こっているわけじゃないの。それが人生よ。毎日が万全じゃなくても大丈夫なんだと思えることは、とても大事」