UiPath、クラスルーム型の公式トレーニングを提供開始 RPAの基礎を学習可能

UiPath、クラスルーム型の公式トレーニングを提供開始 RPAの基礎を学習可能

UiPath株式会社は23日、RPAの基礎を学習するクラスルーム型の公式トレーニング「UiPath公式速習プログラム 入門」「UiPath公式速習プログラム 実践」を提供開始すると発表した。

「UiPath公式速習プログラム」は、RPAの導入に向けて、業務の分析や自動化領域の選定を行う担当者、実際にツールを利用して業務の自動化を行う担当者などを対象としたトレーニングコース。UiPathではこれまで、無料のRPAオンライン学習プラットフォーム「UiPathアカデミー」上でRPA開発者・推進者向けの各種トレーニングを提供してきたが、国内ユーザーの増加に伴ってクラスルーム型トレーニングに対する需要が拡大してきたため、ユーザーの要望に応える形で、新たな公式トレーニングコースを開発したという。

その「UiPath公式速習プログラム 入門」「UiPath公式速習プログラム 実践」は、それぞれ2日間を標準トレーニング日数として設定しており、業務プロセス定義書を使用した書類管理方法や、業務プロセスの設計・自動化ツール「UiPath Studio」を活用した自動化のベストプラクティスをハンズオン形式で学べるとのこと。

具体的には、RPAの導入および、その効果を最大化するために不可欠な業務改善手法の基本、自動化領域選定方法といった内容からスタートし、最終的には、UiPath Studioを活用して、制御構造・セレクターの編集を含む開発ができるようになることを目的としたコース設計となっている。

なお、オンラインで提供する「UiPathアカデミー Level-1 Foundation(基礎)トレーニング」の内容とも連携しているので、オンラインコンテンツをクラスルームトレーニングの予習・復習に活用できるなど、トレーナーや受講者に対する学習支援体制も充実しているとのことだ。

なお今回のトレーニングは、トレーニングパートナー(オフィシャルトレーニングパートナーおよびトレーニングアソシエイト)各社より全国各地で提供される。現在、トレーニングパートナーは東京を中心に30社以上あるが、UiPathでは今後、この数をさらに拡大し、全国各地でトレーニングを実施する体制を整えていく予定。また、トレーニングパートナー各社所属のトレーナー向けに勉強会を実施するほか、情報提供なども強化し、トレーニングの中で受講者に対して最新の情報が提供できるよう支援するとしている。

さらに、今回のトレーニングコースの提供に合わせ、「UiPath公認トレーナープログラム」も開始された。同プログラムでは、トレーナーとしての経験や実績、Train the Trainer(研修講師養成)セッションへの参加などの要件を審査し、高い品質でトレーニングを実施できるスキルを持つトレーナーを「公認トレーナー」として認定する。

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